北ア常念山脈(長野) 蝶ヶ岳(2677m) 2018年7月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 1:01 三股駐車場−−1:12 林道終点−−1:22 吊橋−−1:32 力水−−2:33 まめうち平−−3:14 蝶沢−−4:36 蝶ヶ岳 5:56−−6:53 蝶沢−−7:18 まめうち平−−7:51 力水−−7:57 水浴び 8:01−−8:01 吊橋−−8:09 林道終点−−8:18 三股駐車場

場所長野県安曇野市
年月日2018年7月23日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場昨年は不通だった林道の補修工事が終わり、今年はゲート手前の駐車場まで入れる
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望晴れれば大展望。今回はギリギリセーフだった
GPSトラックログ
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コメント天気予報は曇りと雨の2パターンに分かれ、どちらが正しいか分からなかったが出かけてみたら朝は晴だった。日の出前に山頂に到着し、蝶ヶ岳ヒュッテ宿泊者に交じって日の出を拝んだ。槍穂はたまに雲が絡んだがすっきり晴れて見える時間帯が長かった。長野側は通常の雲海で浅間山と四阿山、志賀高原が出ていた。八ヶ岳は見えたが南アルプスは塩見岳が微かに見えた程度




夜中1時に三股駐車場を出発 林道終点の登山指導所
林道終点の車は2台。蝶ヶ岳ヒュッテ関係者か 三股通過
吊橋 力水
頭上には明るい月 ゴジラの木
まめうち平 蝶沢。前回より水量が多い
下界の明かり 東の空が明るくなってきた
常念岳はすっきり晴れている 大滝山分岐
森林限界の短い登り テント場。3張が撤収中だった
蝶ヶ岳山頂には日の出前に到着 雲海からの日の出は4:47
蝶ヶ岳から見た東側の展望(クリックで拡大)
蝶ヶ岳から見た南側の展望(クリックで拡大)
蝶ヶ岳から見た西側の展望(クリックで拡大)
蝶ヶ岳から見た槍穂
蝶ヶ岳から見た常念山脈
蝶ヶ岳から見た北信の山々
蝶ヶ岳から見た八ヶ岳
蝶ヶ岳から見た南アルプス
蝶ヶ岳から見た中央アルプス
蝶ヶ岳から見た木曾御嶽、乗鞍岳、霞沢岳
蝶ヶ岳から見た四阿山 蝶ヶ岳から見た浅間山
蝶ヶ岳から見た槍ヶ岳 蝶ヶ岳から見た焼岳
蝶ヶ岳から見た水晶岳 蝶ヶ岳から見た野口五郎岳
蝶ヶ岳から見た富士山 今年初めてのブロッケン現象
蝶ヶ岳ヒュッテ イワツメクサ
ミヤマキンバイ。三つ葉で背が低いのが特徴 ヨツバシオガマ
コケモモ ゴゼンタチバナ
キヌガサソウ ベニバナイチゴ
シナノキンバイ。黄色の花の中では特大サイズ ミヤマキンポウゲ。葉はシナノキンバイと同じ
コイワカガミ アオノツガザクラ
ミツバオウレン オオサクラソウ
オオバキスミレ オサバグサ
モミジカラマツ ミゾホウズキ。ラッパ状の花が特徴
蝶沢 サンカヨウ。濡れて花が透明化している
ギンリョウソウ まめうち平
ゴジラの木 力水
吊橋 林道終点
三股駐車場到着。入りは半分に達しない


・今週末近くから梅雨が明けそうな気配だが、しばらくは晴れても大気の状態が不安定で雷雨の可能性が高いとのことで、それまでは家でじっとしていることにして、体がなまらないように適度な山に出かけることにした。

・天気予報はいつも数種類で調べているが、今回の結果は大きく2つに分かれて、朝から雨の予報と曇りで午前中は雨は降らない予報。どちらを信用すればいいのか分からないが、とりあえず出かけて出発時に判断することに。天気が悪かった時のことを考えて行先は蝶ヶ岳。三股から登れば山頂直前まで樹林が続くので雨風をしのげるのが大きな理由。八方尾根から唐松岳が楽でいいのだが、ほぼずっと森林限界を超えていて雨が直接当たるし風があったらもっと厄介。

・月曜夜の三股駐車場は当然ながらガラガラ。月曜日はほぼ1日雨だったはずだ。それでも数台の車があるので数人は朝から雨の中を登ったということ。ご苦労様。

・翌日は寒気が入り大気の状態が非常に不安定で、西日本から東日本にかけて広範囲で雷雨の可能性ありとのことで、日が高くなるほど雷雨の確率が高まる&おそらくすぐにガスが沸いて展望が無くなると予想されるため、日の出に山頂到着するように夜中1時に出発。なんと頭上は満天の星空! でも西側の空が時々明るくなり、岐阜側で雷が鳴っていることが分かる。これがこちらに来なければいいが。

・登りながらAMラジオでラジオ深夜便を聞いていたが、雷によるノイズが頻繁に入っていた。天気が大丈夫か心配になるが、少なくとも長野側は明るい月が出て雲海も出ていない模様。風もないので扇で扇ぎながら歩いた。それでも日曜の爺ヶ岳よりは確実に気温は低いので助かる。

・力水で水を補給したが、考えてみれば昨日の雨なら蝶沢横断個所で確実に沢が流れているはずなので、そちらで汲めば良かった。ただし早朝登山だと涼しくて発汗が少ないため、ほとんど水は消費しない。いつも250cc以下。

・林道終点には先日と同じく2台の車が駐車。片方の車が多摩ナンバーというのも同じ。おそらく蝶ヶ岳ヒュッテの関係者だろう。

・三股、吊橋、力水、ゴジラの木、まめうち平、蝶沢と通過。標高2500mを越えてやっとライト不要な明るさになった。東の空は雲海で上空は快晴。予想外の好天で常念岳の山頂にも雲はかかっていなかった。夜中の雷はこちらには来なかったようだが、相変わらずラジオに雑音が混じり雷が続いていることは確か。

・大滝山分岐で森林限界を突破、お花畑を通過してハイマツ帯を抜けてテント場に到着。3張が撤収作業中。雨の中をテント泊ご苦労様でした。

・山頂にはヒュッテ宿泊者が20人以上、日の出待ち状態。既に日の出直前で東の空はかなり明るい。雲海があるので日の出は計算値より若干遅くなるが、それでもきれいに日の出が見えた。

・早朝は槍穂はすっきり見えていたが、木曾御嶽や乗鞍岳は雲が絡んでいた。時間が経過すると槍穂の稜線に雲が絡むようになったが、その後は再び雲が取れた。おそらくこんな不安定な状態が続くだろう。槍穂の稜線の向こう側には壁のような背の高い雲が沸き上がっていた。やはり飛騨、富山方面は悪天らしい。

・雲海の高さが高く、志賀高原、四阿山、浅間山は見えているが奥日光等は雲に隠れて見えなかった。八ヶ岳は見えていたが富士山は微か。南アは北部のみ見えていたが、こちらも時々雲が絡んで不安定。北信の山々はかろうじて見える程度。新潟方面も雲が沸き立って悪天らしい。

・ヒュッテ宿泊者は一斉に戻っていった。どうやら朝食の時間らしい。

・下山時には上空は薄雲が広がり始め、天気は下り坂らしい。ラジオの雷ノイズは相変わらず入り続けていた。すぐに樹林帯に入り空模様は見えなくなるが、徐々に直射日光が差す時間は短くなり、いつの間にか雲に覆われていた。

・平日で天気予報も雷雨と伝えているにも関わらず、合計で20人程度上がっていった。三股駐車場も出発時は数台だったが到着したら20台以上に増えていた。それでも全体の容量から言えばガラガラだが。

・吊橋手前の小川で汗を洗い流してから駐車場に向かった。標高が下がると気温が上がるが太陽は雲に隠れて日差しが無いので意外に涼しかった。

 

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